当法人では、いわゆる「営業」活動を行っていません。新規のクライアントの90%以上が、既存のクライアントなどからのご紹介です。このことが当法人の特徴を表していると考えています。
具体的には、次の2つです。
・クオリティーの高いサービスを提供できる体制
・高いクオリティーのサービスを求めるクライアントの多さ
当法人のクライアントは、大手の金融機関、総合商社、日本を代表するようなIT企業から、有望なベンチャー企業まで様々ですが、こうしたクライアントの共通点は、「高いクオリティーのサービスを求めること」です。この要求水準を超えるだけのサービスを提供できる会計事務所は少なく、その一方で当法人がその水準のサービスを提供できれば、当然、引き合いは増えるということになります。言葉を換えれば、当法人が「真にクオリティーの高いサービスを提供している」ことを、お客様が認めてくれている証だと考えています。
クオリティーの高いサービスとは?
それでは、「クオリティーの高いサービス」とは何でしょうか。
いろいろな切り口がありますが、ここでは3点、お伝えしたいと思います。
クオリティーの高い
3つのサービスThree high-quality services
1高度な事案に対するアドバイスAdvice on high-level matters
たとえば、再編や国際税務などには、税務の専門家でも難解かつ高度な事案があります。しかも、こうした案件は金額的にも影響が大きいことが少なくありません。
こうした事案に対するノウハウは、実際に担当者として経験する頻度に比例する部分がありますが、クライアントが中小企業主体だとすると、こうした事案に接する機会はほとんどありません。
当法人のクライアントは上場会社とそのグループ会社を中心としているため、スタッフのほとんどが、こうした事案に接することが多くなり、結果として、そのことが各人のスキルアップにつながっています。
2税務と会計、双方のアドバイスAdvice on both taxes and accounting
クライアントからの評価を大きく上げられる要素が、税務の知識に加え、会計の知識を習得することです。税理士で会計の知識を有している人、会計士で税務の知識を有している人はかなり限られているため、それだけ付加価値が増すことになります。
上場会社であれば不可欠な税効果会計の実務においても、会計と税務、双方の知識が必要となります。また、有価証券の評価損に関する基準は会計と税務で異なる部分があります。「税務だけしかわからない」では、クライアントの担当者のニーズを満たすことはできないのです。税務の知識にさらに会計の知識が加われば、クライアントにとっては、非常に価値のあるものになるのです。
3クライアントとの距離の近さClose proximity to clients
スタッフにいくら高度な知識があっても、それを活かせなければ意味がありません。そのためには、クライアントの方が相談しやすい関係、会計事務所側はクライアントのニーズが把握しやすい関係の構築、距離の近さが必要となります。
Clifixとクライアントとの関係は、たとえば、クライアントの方が忙しくて業務が回らないときにはそのサポートをしたり、仕事が落ち着いたときには懇親会やフットサルの対抗戦をしたり、という関係です。そうした関係なので、クライアントの方は、ただの外部のアドバイザーというより、「身内に近い存在」と考えてくれているのかもしれません。
このような「お客様に寄り添う」当法人の姿勢が、さらに別のお客様をご紹介いただくことにつながっているとも言えます。