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ご存じの通り、Big4の税理士法人は、その規模、グローバルなネットワーク、品質管理などの点で、会計事務所業界において頂点に位置しています。それでも、Big4の税理士法人から、当法人に応募いただくことも多く、そのほとんどの場合、Clifixを選んだ理由としてBig4とクライアント層が似ていることを挙げます。Clifixには、規模の大きいクライアント、有名なクライアントの比率が高く、Big4で培った自分の能力を活かせる環境があるということです。
逆に、入社後に感じるBig4との相違点は、主に次の2つでした。
クライアントの人手が不足していれば、作業の一部を代行します。監査法人との関係がないため、アウトソース業務に制約がありません。また、税理士法人側のリスクを限定するために、過剰な責任限定をすることもありません。お互い納得できる、信頼しあえる関係が築けます。
クライアントから見て、Big4が外部のアドバイザーだとすると、Clifixの場合、相対的に身内に近い存在です。スタッフ同士で食事に行ったり、フットサルなどを行うこともよくあります。
また、当法人のほとんどの業務がタイムチャージによる請求ではなく、定額の顧問報酬などです。したがって、クライアントへチャージする時間を気にしすぎる必要はありません。
Big4の場合、上に監査法人があり、その上にグローバルの組織があるという印象を持っている人が少なくありません。規模が大きいがゆえに、組織の論理、様々な制約、時には面倒なことが起こったりします。
Clifixは全体でも100人強の組織です。そうした面倒なことを気にせず、クライアントへのサービスやスタッフの育成に取り組めます。
独立すると、自分のペースで仕事ができて、自分の努力が直接、稼ぎにつながるということは、たしかに魅力だと思います。
一方、個人での事業の場合、Big4に在籍していた時に関わったような規模のクライアントの対応は困難です。Big4で得た知識や経験を活かしきれないかもしれません。また、複数人の視点での検討や申告書のレビューなども限定的になるため、抱えるリスクも増大します。
実際に、Big4から独立した経験があるが、最終的な選択としてClifixを選んでくれた人もいます。
Clifixでは新規クライアントの90%以上が、既存クライアントなどからの紹介です。Clifixでていねいなサービスを提供していれば、あなたも紹介を受けられるようになり、その新しいクライアントや人脈はあなた個人の大きな財産となります。この点では、個人事業に近い側面があると言えます。
Clifixのパートナーは、法人に属しながらも、自分のクライアントを増やせるのです。純粋に個人で独立した場合のような自由さはありませんが、Big4のパートナーよりは裁量や自由度があり、自分の城を持てるということです。
業務量に関しては、極力、本人の希望を取り入れるようにしています。経験値を上げるため、より収入を得るために仕事をしたい人、逆に自分の時間を大切にしたいという人、どちらも当法人の貴重な財産です。どちらのタイプの人にも、活き活きと仕事をしてもらえるよう、配慮をしています。
たとえば、男性のマネージャーで繁忙期の残業が30時間弱の人もいます。女性のマネージャーで、子育てをしながら、時短で活躍してくれている人もいます。逆に、多くの業務をこなしてくれている人には、それに見合った報酬を得られるような評価を行っています。
Clifixでは、上場会社を含む会社の社外役員の兼務を一定の条件の下で認めており、実際に、数名の者が兼務をしています。これまでに多くのクライアントを見てきたという経験を活かして、適切なアドバイスをすれば、その会社から評価される一方、あなた自身も社外役員という経験を通じて、その会社から様々なことを学ぶ機会になるものと考えます。